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投稿者 杉崎隆彦 日時 2010 年 3 月 19 日 13:11:51: IfQhNIrwksZzE

運転免許証にRFIDが埋め込まれてから、3年がたった。これで大部分のドライバーがこの免許証を手にすることになったはずだ。それにしても、この免許証の危険性について誰も声を挙げないのが不思議だ。

警察庁、警視庁は、「ICカード免許証」などど呼んで、さも銀行のキャッシュカードと同じようなイメージを与えているが、これはRFID免許証である。

偽造防止をうたっているが、健康保険証などが未だ個人証明として通用している今、説得力はない。また本当に偽造防止に用いるなら、接触型のICカードでいいはずだ。しかし、警視庁は、「至近距離(約10cm)まで近づくとICチップ内の個人情報がその人に読み取られるおそれがあります」という注意書きをWebサイトに記載している。

なぜ離れた所から読み取られる可能性のあるRFIDを仕込んだか。それはもちろん、遠距離から読み込む必要があったからである。約10cmなどと書いてあるが、そんな中途半端なRFIDでは意味がない。アメリカと同じ10mまで可能なRFIDを使用していると思われる。警察が10m離れた読み取り装置から、個人の行動軌跡を把握することが可能になるのだ。免許証はクルマに乗らなくても、常に個人が持ち歩いている事が多いのに注意して欲しい。

また、警察庁は、このRFID運転免許証は「運転免許証の国際標準規格に対応」したものと言っている。すなわち、アメリカの要望だったという事だ。アメリカでは既に遠距離から運転免許証の情報がスキミングされてしまうことが問題になっている。

警視庁は、暗証番号を知られなければ、情報を読み取られる事はありません、などと言っているが、国民総背番号であるID情報は読むことができるのだ。そして警察、というか行政は、それが分かれば、個人を特定できてしまう。わざわざ、本籍地情報だけ印刷面から消して、この情報だけがRFIDに仕込まれているようなイメージを与えている。しかし実際はもっといろいろな個人情報が記録されている。

公表されているものだけでも、氏名、生年月日、免許証交付年月日、有効期間、免許の種類、免許証番号、本籍、顔写真がこのRFIDに記録されているのだ。いつのまにか国民総背番号制が現実のものとなってしまった、ということである。

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