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2009年8月16日

 

 

異変が起きてから現在までのいきさつと犯人が実在すると確証を持ったことの背景を記しておこうと思う。

<異変の始まり>
 私が旧宅で異変に気づいたのはある朝のことである。
 旧宅の二階で寝ていた私はその部屋の窓に降りているスチールシャッターごしに何者かが内部の様子をうかがっている様子に気づいて目が覚めた。
 なにか医者が使う聴診器のようなものをそのシャッターに当てているような音がする。
 思わず息を殺した。
 そのままじっと動かないでいると、それらは別の部屋の窓に移動した。
 さらに様子を見ていると、それらはあちこちのシャッターが降りている窓をさぐったあと気配を消した。
 私はいささか驚いたがすでに外も明るかったので、急いで服を着て階下へと急いだ。
 誰にも進入された跡はなかった。
 さらに慎重に玄関ドアを開けて周囲を見回した。
 とくに変わった様子も人物もなかった。
 あらためて初めに気がついた二階の窓を外から眺めた。
 そこは手すりがあるが人がいられる作りではない。
 窓の下は人が行き来できる通路だが、3メートルくらいの高さがあった。
 どうやってその窓に何かを当てたのか不思議だった。

 数日して、また同じ事がおきた。
 今度は様子をうかがうだけでなく、閉まっているシャッターを開けようとした。
 幸いすべて中からロックしてあったので開くことはなかった。
 私はすぐさま服を着て階下に降り、玄関を開けて表に出た。
 すべての窓を見渡したが人影はすでに無かった。
 しかし、前日雨だったのだが、裏庭のちょうど窓のひとつの地面の雑草が踏み荒らされていた。
 そしてシャッターには不自然にほこり汚れが取れたあとがあった。
 (写真に残した)

 そのあと、たびたび同じようなことがあったあと、今度は屋根の上を誰かがコツコツと歩き回るようになった。ちょうど私の寝ている部屋の真上あたりで何かを屋根に押し当てている音が聞こえるようになった。
 時間は深夜から早朝にかけてである。
 数回近所の住人に「何をしているんですか?」と地上に居るらしい別の人物が話しかけられているのが聞こえた。
 私も何回か外に出て屋根の上や周囲を探したのだが何も発見できなかった。

 しばらくして今度は屋根裏に人の気配がするようになった。

 侵入者はそっと歩いてくるのだがさすがに重みで木材がきしむ。
 その音は私が寝ている部屋の上まで来て天井板にやはり何かを押しつけて様子を探っていた。
 時刻は真夜中に来て朝方私が目覚めると去って行った。
 気をつけて聞いていると隣の部屋との境辺りに仕掛けが在るらしく出入りする時、ごとごとと扉が開くような音がする。同時に数人の人の気配がした。
 そこは空き部屋のはずなので、管理していた不動産屋に尋ねてみたが「空き部屋ですよ」とのこと。さらに窓や屋根に人の気配がすると話したがまったく相手にされなかった。
 いま思えば当たり前だが・・・・。

<初めての反応>
 あるとき、私が目覚めているのにまだ天井裏に居つづけていたので大声で叱ったことがあった。
 このときは相手もびっくりしたのか慌てて逃げ去り私が追って階下に降りると、隣の部屋に逃げ込むのがわかった。このことから2階と1階とを内部で行き来できることがわかった。
 隣の部屋には何人か人がいて逃げ込んできた侵入者を助けて、すぐさま車でどこかへ連れ去った。
 私は玄関を少し開け、すきまから様子が一部見えた。(写真を撮らなかったのが残念)
 私はよっぽど隣の部屋に怒鳴り込もうと考えたが何人いるか解らないしすでに侵入者が逃走していたのでやめた。
 その後しばらく天井裏には侵入者が来なくなった。

 隣の部屋から早朝何やら打ち合わせをするような声が聞こえるようになった。
 誰かが指示を出したりどこかと連絡を取り合っているのが結構聞こえた。

 ある日、朝方まだ私は寝ていたら、いつも聞こえるその人物が誰かと話し合っているのが聞こえた。
 指示を出す役の人物と別の男がぼそぼそと話し合っていたが、そのうち意を決したのか、指示役の男が「大丈夫なんだろうな。バレたらたいへんなことになるんだぞ」と強く言った。
 それを聞いた別の男は「大丈夫です」と言っていた。多分「高橋」だったのだろう。

<耳鳴りの始まり>
 その後数日して、急に酷い耳鳴りがするようになった。
 肩こりでもしているのかと膏薬を貼ってみたがあまり効き目はなかった。
 特に強い時は周囲の音が小さくなったり、細かい音が聞こえなくなった。
 たまに天井裏に現れる侵入者も耳鳴りが始まると「耳鳴りで(聴診器?が)聞こえなくなった」とどこかにトランシーバーで連絡していた。
 そんな事が数日続いたと思う。

<犯人たちからの声>
 昨年の年末近くのある日の朝、目覚めると犯人たちからの語りかけが始まった。
 私は自分が声を出していないにもかかわらず犯人たちと会話が出来た。
 それを知った途端、私は訳がわからずパニックに陥った。
 それまでは大方の一般の人と同じく、無線機なしで他人と会話ができるとは信じていなかったからだ。

 語り掛けの声は大きく、家の中どこに行ってもはっきりと聞こえてきた。
 どちらからという方向も無く耳を塞いでも聞こえた。
 私ははじめてっきり夢を見ているのではないかと思った。
 しかし、いつまでたっても語りかけは続いているし、テレビやラジオも聞くことはできた。

 さらに、いつも隣の部屋から漏れ聞こえてくる声の主が話し相手なのだ。
 彼は自分のことを「高橋です」と紹介した。

 彼の語りかけは一日中間断無く続き、途中数回寸劇のようなものが挟まる。
 この寸劇は「ゆたかグループ」と言う数人の男女で行われる。
 内容はたわいないものばかりなのだが私の参加が強要される。
 そして毎回話しの終わりは私の勘違いやドジで終わるようになっている。
 つまり私がバカにされて終わるようになっていた。

 寸劇が終わるとしばしの休み時間を置いていろいろな語りかけがあった。
 それは私の個人的なことや仕事のこと、友人関係やら旅行先のできごとなどさまざまだった。おそらく私の個人情報を探っていたのだろう。

 時として私の仕事を乗っ取る話しや、他の会社が売り買いされているようすが紹介されたり、政治家と称する人が政党別に現れて演説してそれをむりやり聞くように仕向けられた。

 私が反発してけんか状態になることがしばしばあった。
 と言っても「くちゲンカ」なのだが・・・。
 このような時「高橋」は酷い耳鳴りで攻撃してくる。
 「高橋」は「電波で焼き殺してやる」と言っていた。
 これはピーとかポーとかいう普通の耳鳴りと違って強烈なシーという音にシリシリシリ・・・という音が混ざっていて、頭の芯に届いてくる。
 耳を塞いでももちろんダメで、はじめのころはふとんを被ってひたすら耐えていた。
 我慢できないと少しでも弱くなるところを求めて家の中を右往左往した。
 「電波だ」と言うので鉄製の箱を頭に被ってみたりスチールロッカーに入ってみたこともあった。
 しかし効果なしだった。
 (おそらく超音波だったのだろう)
 たいていは数分で弱まるのだが、たまに30分くらいやられることがあった。
 このときはさすがに身の危険を感じて、数回屋外に避難したこともあった。
 屋外でも家のそばはかなり耳鳴りの音量が高かった。
 近所の家でも耳鳴りを訴える声が聞こえてくることがあったからかなり広範囲に影響があったのだろう。
 一度警察官らしい人が二人で当家を訪ねてきたとき、ともに酷い耳鳴りがすると言っていた。一人は隣のマンションの方から聞こえてくるとも言っていた。

 屋外に避難しても真冬で居場所がなく、仕方なく車に乗り当ても無くあちこち走り回っては戻ってくることを繰り返した。
 車は追跡されていたのか電波発振機でも付けられていたのか場所が特定されていた。
 さらには車で移動していても、耳鳴りこそ小さいものの「高橋」たちと「話し」ができた。
 大概は一時間も家を離れて、近くに様子を見に戻ると耳鳴りは小さくなっていた。
 数回目からは意を決して警察署に数回相談にも行った。このときはさすがに毎回追跡してきた。

 あるときはおかしな実験が試みられた。
 それは「禁止ワード」の設定である。
 ある政党の名前とか、現象名、品物の名前など「それを言ってはいかん」を命令されるのだ。
 命令をやぶると・・・といっても頭に浮かぶだけなのだが・・・酷い耳鳴りで攻撃される。

 禁止ワードを思い出さないというほうが難しい。
 チラと思い浮かべただけでも「高橋」は「今言ってはいけないことを言いましたね」と見つける。
 そして「ペナルティだ」と強い耳鳴りを浴びせてくるのだった。
 これにはさすがにまいった。
 特に寝て居るときにも「禁止ワード」が頭に浮かんだだけでペナルティなのでうかうか寝付けない。
 思い出したくなくても、頭に浮かんできそうになる。
 これを必死で抑えつけていると心臓がどきどきしてくる。
 油汗が沸いてくる。
 吐き気がしてくる。
 酷い頃は「救心」を飲んで耐えた。
 それでもほとんど眠れない日々が続いた。

 

 

 

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